配偶者在留資格質問書の書き方
配偶者在留資格質問書の書き方
交際の経緯の書き方
配偶者在留資格取得申請に於いて、必ず提出を求められるのが質問書です。中でも、審査に大きな影響を与えるものが質問書の中の「結婚に至った経緯(いきさつ)についてお尋ねします。」なので、その書き方に関して解説いたします。
配偶者在留資格取得申請では「私達の結婚は偽装ではなく、正真正銘の国際結婚である」事を申請者自ら立証しなければなりません。したがって、結婚に至った経緯の説明はとても重要です。
書き方のポイントは
①時系列に沿って結婚に至った経緯を書く
②客観的な感情の変化などを書く
・初めておふたりが出会った年月日、場所、出会うまでの経緯
・交際を始めた年月日、経緯
・交際から結婚に至るまでの経緯、プロポーズした年月日、場所、プロポーズはどちらからどの様に切り出したか
・お互いの両親に婚約を報告した時期。その時のご両親の反応
日付に関しては、日記等を残している方は詳しい年月日を書けるでしょうが、思い出せない場合何年の何月ごろといった書き方でも問題はありません。
①初めておふたりが出会った年月日、場所、出会うまでの経緯
おふたりが、いつ、どこで、どのようにして出会ったかを記載します。仮に紹介者が存在するのなら、その方がどういう人物なのかを詳細に記載します。これは、偽装結婚の疑いを持たれないためにとても重要です。
また、最近ではSNS等で知り合うケースが増えています。その場合は、そのサイト・・・いかがわしい出会い系サイトで無いことが重要です・・・の説明、どの様な経緯でお互いが会おうと思ったのかを記載してください。
上記事実関係を記載した後に、例えば第一印象などです。これによって、おふたりの出会いの自然さを強調することが出来ます
②交際を始めた年月日、経緯
出会いから交際に至るまでの経緯を詳細に記載します。出会いから交際を開始するまでの連絡方法ややり取りの頻度、初めてデートした場所、そして互いに恋愛感情を持つに至るまでの感情の変化。相手のどの様なところに惹かれたのか等々。
交際を始める時にどちらが告白をしたのか、その場所、日時なども記載すればより印象は良くなります。
③交際から結婚に至るまでの経緯、プロポーズした年月日、場所、プロポーズはどちらからどの様に切り出したか
恋人として交際を開始してからプロポーズに至るまでの経緯を詳しく記載します。デートの頻度、よくふたりで行った場所等も記載してください。
そして、プロポーズした年月日、場所、その時の相手の反応、そして相手が承諾するまでの気持ちの変化など、少し照れくさいかも知れませんがありのままの事実を記載することが重要です。
また、デート中の写真などがありましたら添付したほうが良いでしょう
④お互いの両親に婚約を報告した時期。その時のご両親の反応
このポイントは意外に忘れがちですが重要なのでしっかりと記載してください。結婚の信憑性を証明するという観点からも、互いのご両親に挨拶、報告をしたことや、その時のご両親の反応なども記載すればいいかと思います。
可能であれば、その時のご両親との写真も添付すればより良いでしょう
配偶者ビザの申請・取得には、審査のポイントやその時の時流をおさえて申請書類を用意することが重要です
年々、偽装結婚防止等の為に審査が厳しくなる傾向にあります。配偶者ビザ申請にあたってご不明、ご不安な点があれば、まずは経験豊富な行政書士にご相談することをオススメします。
岩崎国際法務行政書士事務所では、無料相談にておひとりおひとりの状況をヒアリングし、個々の事案に必要であり最適な方法をチョイスしてご提案いたします。
無料相談の予約方法は、「お電話にてのお申込み」「無料相談フォームにてのお申込み」がありますが、お客様の貴重なお時間を節約する意味でもフォームでのお申込みをオススメします